パンフレットの見方|有料老人ホームの選び方

パンフレットの見方

 施設見学をするには、まず施設のパンフレットを取り寄せて確認するポイントをチェックすることからはじめるのがイイと思います。
 なお、施設のパンフレットとは重要な情報源であるとともに、施設の広告の一種であることも忘れてはなりません。新築時のきれいな写真を使い、オススメポイントを強調してあるものです。そのため、パンフレットの雰囲気に飲まれず、見学に行った際にチェックすべき点を冷静に抑えておくことが必要です。

小さな文字で書かれていることこそチェック

 施設としてあまり強調したくないことは、パンフレットで小さい文字で書かれていることも多いです。しかし、実際に生活する場合、そのような小さな文字で書かれていることが大事だったりもするのです。そのため、パンフレットは小さな文字のところこそ念入りにチェックしておきましょう。なお、有利用老人ホームの広告(パンフレットも含む)は、消費者庁によって「有料老人ホーム等に関する不当な表示」というルールを定めており、記載しなければならないことが決められています。

パンフレットを取り寄せた時期

 有料老人ホームの料金は、運営会社の都合によって変わることがあります。そのため、少し前に取り寄せたパンフレットと現状では値段が異なることがあります。実際に入居を考える際は、最新のパンフレットを取り寄せることをオススメします(「重要事項説明書」のなかに最新の料金が書かれている場合もあります)。

写真について

 わざわざ汚い写真を使うパンフレットはありません。もし写真が気に入ってその施設を選ぼうとしているならば、現状はどうなっているか現地でしっかりチェックしましょう。また、複数の老人ホームを運営している企業の場合、建物が完成する前にパンフレットを作ったりするので、姉妹施設の写真が使われている場合もあります。不明な点はしっかりと聞いておきましょう。

雰囲気は根拠を確認

 「アットホームな雰囲気」「プロの介護」「自慢の料理」。よくありがちな文言です。このような主観的な表現に関してはしっかりと自分の感覚でチェックしましょう。なお、職員の質に関しては、「重要事項説明書」などに資格を持つ職員数などが記されていることもあります。ただし、資格を持っている職員が必ずしも良い職員というわけでもないと思いますが…。

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