月額利用料|有料老人ホームの選び方

月額利用料

 有料老人ホームで生活するには、入居一時金の他に毎月請求される月額利用料もかかります。この月額利用料には家賃管理費(施設の維持費や職員の人件費)・食費光熱費などが含まれます。その他、介護保険の自己負担分も一緒に請求される場合もあります。

家賃

 家賃については、先に述べた入居一時金をどれだけ支払っているかによっても金額が大きく変わります。一般的に一時金を多く支払っている場合、家賃相当額はなし、もしくは少額になります。

管理費

 月々発生する費用なので、ほとんどの施設が請求すると思われます。共用施設や介護サービスのレベルによって、費用は大きく異なると思われます。

食費

 自前で調理しているのか、外部委託しているのかによっても費用は異なりますし、「おいしい食事」をウリにしている施設では、相場の倍くらいの金額を取っているところもあります。入居を考える際は実際に食事を試食してみて、金額に見合ったものかどうか検討することも重要なポイントかもしれません。

光熱費

 施設によっても差がありますが、5,000円〜20,000円ほど見ておく必要がありそうです。施設によっては管理費の一部として徴収するところもあります。

介護保険の月額利用料

 特定施設入居者生活介護の指定を受けている介護付有料老人ホームでは、介護保険の月額利用額は日割りで計算され、介護度に合わせて1割自己負担額が定額となります。ただし、住宅型老人ホームなど介護サービスが別になっている老人ホームの場合、自宅にいる時と同様に介護サービスを利用した分だけの1割自己負担額になり、上限額を超えた分は全額自己負担となります。

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