施設の見学
パンフレットをチェックして確認すべきポイントをチェックしたら、いよいよ施設の見学に行きましょう(ちなみに、それ以前に施設でどのような生活を望んでいるのか、ご自身の希望をまとめておくことがまず第一ですが…)。 大抵の施設は、電話などで予約をすることで見学に対応してくれると思います。もし不安があれば、老人ホーム仲介業者に仲介をしてもらうこともできますが、利用は自己責任でどうぞ。なお、必ず複数の人の目で見学することをオススメします。
居室の広さの確認
パンフレットで数字としては表示されていますが、実際の感覚としては分かりにくいものです。また、実際に家具を持ち込んだらどのように感じになるのか、といった観点からも見る必要があります。可能であれば、すでに入居されている方の荷物の入った部屋を見学させていただけば何となく感覚はつかめると思います。
食事
事前に申し込んでおけば、実費で食事を試食することも可能な施設は多いと思います。味は自分に合っているか、量は十分か、などチェックしましょう。ただし、正直に言うと、長く食べているとやはりそれぞれの家庭の味がいちばんなので、どうしても食事には不満が出てきてしまうことが多いと思います。ある程度食事に自由がきくような施設だとより良いと思います。
利用者の雰囲気
利用者がどのような方で、お互いの雰囲気はどうか、ということも見ることができるかもしれません。利用者同士がギスギスしているような施設はやはり辛いと思います。ただ、本当の意味の利用者の雰囲気は、体験入居をして3日くらいたたないと分からないかもしれません(体験入居して3日くらいたつと、入居者の方からちょっとずつ話しかけてきてくれるパターンが多いように思います)。
職員の雰囲気
やはり施設の良い点も悪い点も、第一はスタッフにあらわれます。いくら資格を持っているスタッフでも嫌々働いてるような雰囲気では居心地は悪いです。また、若手ばかり、おばちゃんばかりでも上手くまわらないことがあります。なかなかすぐにつかむのは難しいですが、体験入居の時とあわせてしっかりとチェックしたいポイントです。それとあわせて、勤務態勢(どの時間に何人のスタッフがいるのか)についても質問しておきましょう。
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